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2022.12.15
12/15(木)、長崎修学旅行を終えた中学3年生が、調べ学習の一環として「平和学習会」を行いました。
司会から発表まですべて生徒が担当します。発表会場には中学2年生の生徒や保護者が着席し、発表する3年生も少し緊張気味でした。
発表がはじまりました。事前に調べた内容を、タブレットからプロジェクターに投影し原稿を読み上げます。
リハーサルの成果なのか、いずれのグループも大きな声で、そして原稿ばかり目を向けるのではなく、時折客席を見渡しながら、語りかけるように発表をしていました。中には、見ている人たちが退屈しないようにと、発表の中にクイズを盛り込むなど、どのグループも工夫が見られました。
中学3年生にとって、長崎県への修学旅行は単に楽しむだけでなく、本物を見て、聞いて、感じることで、様々な思いが込み上げてきたかと思います。今回の調べ学習をするにあたり、調べれば調べるほど、安易な気持ちで触れてはならない出来事だということを感じたと思います。それは発表を、真剣な眼差しで見守る生徒たちの表情を見るだけで伝わります。そしてどのグループも共通であった内容として「私たちにできること」とあり、現地で被爆された方々を思い浮かべながらマイクを握りしめていました。
今回、修学旅行として長崎県を訪れたことで、現地でしか感じることができなかった体験をし、知っているようで知らなかった悲惨な過去や歴史を知ることができたと思います。
みなさんの想い、今日見に来てくれていた中学2年生、保護者、そしてライブ配信で見てくれていたお世話になった現地の方々にも、しっかり伝わっていた思いますよ。
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