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2021.09.15
2回目の連携活動は、「献立発表会」です。
1学期家庭科の授業にて、中学生の発達と必要な栄養について学び、グループに分かれて「1日に必要な栄養素を満たす献立」を考えました。
何を作るか、どんな食材を使うか、加えて栄養素をバランスよく摂取できるようにどう組み合わせればいいか、みんな真剣に考え、献立をたてていました(^^)
考えた献立を実際に調理するまでをゴールとしましたが、学校では調理実習が実施できないため、グループで考えた献立を分担して、夏休みを利用し、家庭で調理することにしました。
献立作成から調理までの一部始終をまとめた「献立発表会」を連携活動とつなげて、千里金蘭大学食物栄養学科の学生さんにも聴いていただくことにしました。発表後は各グループへのアドバイスを学生さんからもらえるということもあり、生徒たちは一所懸命に発表会に向けて準備を進めていました。
全グループが1日に必要な栄養素をきちんと満たす献立を発表してくれました。
実際に調理した写真を見ると、頑張った様子が伝わります。
こだわったポイントやテーマもグループごとに違っていて、とても面白い内容でした。
発表後は学生さんから「とてもよく考えられていました!」とお褒めの言葉をいただき、各グループへ労いの言葉をかけていただきました。
加えて、「味噌汁と味噌炒めで、味噌かぶりがある。ポン酢に変えてみてはどうか?」「魚を取り入れるともっといい」「牛乳は100mlだと少ないね」「スポーツする人なら、お昼のカロリー数をもう少し増やしてもいいかも」など鋭いアドバイスも多く頂きました!
最後に、先週学生さんに届けた生徒からの質問への回答プリントを配布していただき、献立発表会、そして連携活動が終了となりました。(丁寧なプリントをありがとうございました!)
2週にわたって連携活動にご協力いただいた千里金蘭大学食物栄養学科鎌田先生、学生の皆様、ありがとうございました。
大学生と活動ができたことで、生徒も「自分もこんな大学生になりたい!」と思うきっかけとなりました。
なんとなく浮かんでいた未来が、より鮮明に見えてきたのではないかと思います。
「食物栄養」に対して熱いエネルギーを持つ千里金蘭大学の学生さんのように、本校の中学生も自分の好きなことを見つけ、エネルギーを向けられるように育っていってもらえたらと思います。
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