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2023.02.25
2月25日(土)、千里金蘭大学、児童教育学科の伊原木先生と4年生の学生4人が来校してくださり、高1,2年のこども教育コースの生徒に特別講義をしてくださいました。
今回は、12月に金蘭会保育園で実施されたクリスマス音楽会をもとに、イベントの企画運営について、また子どもたちに楽しんでもらうための工夫や子どもの集中力を途切れさせないための仕掛けなど、質問形式でたくさん教えていただきました。
講義の途中には、クリスマス会で演奏されたジブリメドレーを生演奏していただき、実際の楽器の音色に引き込まれ、子どもたちが感じたように楽しい時間を過ごすことができました。
子どもたちが準備の待ち時間も楽しく、集中して聞く体勢になれるよう、導入で手遊びが取り入れられていたり、曲と曲の間の集中力が途切れる時間にはペープサートを取り入れ、視覚的効果も考えられていたり、子どもへの声掛けの仕方や質問にも様々な理由があることを学び、生徒も興味津々でメモをとっていました。
子どもたちを楽しませるために様々な工夫がされていましたが、子どもたちを楽しませるためには、私たち自身も楽しむことが大切だということを、今回の講義で教えていただきました。
~生徒の感想~
〇ただ単に準備の時間稼ぎではなく、子どもの気を引いたりするために手遊びがあること、そしてペープサートにうさぎを取り入れたのは、子どもの集中が途切れないようにしたり、この後のプログラムにつなげていて、すごいなと思いました。また、MCをしている間には、子どもたちに質問してアドリブを入れてみたり、歌では子どもたちも一緒にできる振り付けをつけて、子どもに興味を持ってもらえるようにしていて、子どもたちが参加して楽しめるのはもちろん、学生さんも一緒になって楽しむことが大切だと思ったし、色々学べて楽しかったです。
〇細かな動き、やつなぎの話なども全て工夫されていて、話し方も子どもにもわかりやすくしていた。保育園の園児も楽しそうに参加していて、そのためにたくさんのことが考えられているということを知らなかったので、細かいことまで教えていただけてよかったです。一度保育園に行ったときは、初めての場所で、初めての保育園児と過ごす時間に緊張し、笑顔もぎこちなかったので、その場の雰囲気でアドリブを加えることも、明るく楽しんでいることもすごいと思いました。
〇音楽を聴かせるだけでなく、視覚などでも楽しめるよう、色々と工夫をしていて、子どもたちが1秒たりとも退屈しないようにしていた。導入に手遊びを使うのは、子どもたちが静かにするためだと思っていたけれど、演奏する曲に興味を持ってもらったり、演奏側が準備をする時間に子どもたちが退屈にならないようにするためなど、様々な理由があることを知りました。
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