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2023.07.12
7月12日(水)、中学3年生による「平和学習発表会」が実施されました。沖縄の戦争や平和な世界へのアプローチを学年全員で考えます。
今回の発表に向け、4月の事前学習、5月の沖縄県現地への修学旅行、6月のリハーサル(リハの様子はこちら)を経て今日に至りました。
会場には中学2年生の生徒たちや、校長先生、関係の先生方が見守る中、いよいよ発表会がスタート。
沖縄県の現状や、戦争によって奪われた命の尊さ、現地のガマ(戦時中に使われた防空壕)を実際に訪れた時に感じた、暗闇の怖さ、生ぬるい湿度、独特の臭いなど、現地でしか感じることのできない経験をもとに、様々な視点から発表してくれました。オーディエンスとして参加してくれた中学2年生の生徒も、来年の平和学習に向けて一生懸命メモをとっていました。
発表会の最後には校長先生から
「今回の平和学習について、過去や現在進行中の戦争を、他人事、綺麗事に捉えるのはやめてください。今回学習したことで『わかったふり』『知ったふり』で終わらず、戦争を経験した人たちが、私たちに伝えたい真意は何だったのか考えることができ、それを実行できる人になってください。」
とお話をいただきました。
今回の発表の題材は、戦争や平和がキーワードだっただけに、発表する側も聞いている側も、非常に緊張感のある発表会になったと思います。単に「沖縄戦は悲惨だった。戦争はいけないものだ。」で終わってしまうのではなく、今回の発表会が「もっと深く戦争や平和について考えられるきっかけ」となればと思います。中学3年生の皆さん、どの班も工夫を凝らした素晴らしい発表でしたよ。本当にお疲れ様でした。
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